7月4日、北京で国家知識産権局（CNIPA）の申長雨局長が主催する外資系企業の知的財産権保護座談会が開催された。この会議には、ニデック株式会社、アストラゼネカ、バイエル、ベーリンガーインゲルハイム、フェニックス・コンタクト、メルク、シュナイダーエレクトリック、フォードモーター、レゴグループ、テスラ、シーメンスなど、11社の外資系企業代表が参加し、知的財産権保護の課題について意見交換を行った。
申長雨局長は、「昨年以降、北京、上海、広東などで外資系企業の知的財産権座談会を多数開催しており、具体的かつ実践的な企業の声を聞くことができた。これらの声は、我々の知的財産権業務にとって大きな刺激となっている」と述べた。また、「知的財産権の厳格な保護は、良好なビジネス環境を形成する上で重要であり、外資系企業にとっても非常に関心の高い問題である。知的財産権の機能を最大限に活用し、外資系企業が直面する具体的な困難や問題を効果的に解決し、よりターゲットを絞ったサービスを提供することで、中国での外資系企業の発展に良好な環境を提供する必要がある」と強調した。
座談会では、各企業が開かれた雰囲気の中で自由に意見を述べ、特許審査基準のさらなる改善、商標の悪意ある登録対策の強化、中国馳名商標保護の強化、部門間や地域間の法執行の連携強化など、具体的な要望を提出した。これらの課題に対して、関連部門からは積極的な回答と解決策が示された。このような取り組みは、外資系企業にとっての中国市場での活動がより安心できる環境を提供することを目指している。
出所：国家知識産権網
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