メキシコ国家炭化水素委員会(Comisión Nacional de Hidrocarburos)は2016年7月20日、メキシコ湾岸の15の浅海地区の開発主体を決めるための国際的な競争入札の要領を公表しました。当該地区の開発は生産分与契約(Production Sharing Contract)に基づいて行われますが、同契約において、開発期間は30年(最大10年間の期間延長あり)とされています。また、メキシコ・エネルギー省(Secretaría de Energía)によれば、各区画の想定開発費用は7億5000万ドルほどとされています。

当該要領には、近時の開発案件におけるオペレーターとしての実績などが入札参加要件として定められています。例えば、2011年から2015年の間における3案件以上の開発プロジェクトへの参加や合計10億ドル以上の投資を開発プロジェクトに対して行ったことなどです。

本件は近時自由化が進むメキシコにおける資源開発事業に関心のある日本企業等にとって重要な情報であると思われますので、紹介します。

詳細は、Jones Day Alert " Mexican National Hydrocarbons Commission Publishes Round Two Bid Guidelines"(オリジナル(英語)版)をご参照ください。

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